試作

2011年07月11日
試作

店長です!


主人に最近のブログは「犬を多用してアクセスを狙っているのではないか」と痛いところを突かれました。ギクリ。中らずともいえども遠からず(汗)。
というわけで前回の衝撃映像は次回にすることにして、今回は現在進行中の新製品についての話題です。


マイスターでは現在年内発売に向けて進行している新製品が数点あります。進度もまちまちで、やる気は充分だけど鬼のように試作ナンバーだけが増えていくものもあれば、すでに資材納期の調整に入っているものもあります。
相対的にいえるのは、リリースまでの時間が通常に比べ結構かかるということです。
大まかに言えばもうローンチできるのですが、試作の完成度が上がっていくほど細かなところがど~うしても気になるのです。
基本的に一度処方を決めたら、マイナーチェンジの回数は限りなく少なく、長く使ってもらえる製品にしたいのです。


店長自身、気に入っている化粧品の処方がある日いきなり変わってしまい、困ってしまった事が過去に何度もあるからです。
状況に応じてバージョンアップをすることもとても大切なのですが、長く使える変わらないものを作るほうに個人的には共感します。
しかしこれには落とし穴があり、こだわるあまりに実は誰も必要としていない(気にしていない)方向に企画が向う場合もあるので注意が必要です。
先日くりいむしちゅーのテレビ番組にロッテリアの方が出ていて、「今までうっかり発売したヤバいシェイク」特集みたいなものがやっていたのですが、開発の方曰く、「おかしいと思うんだけど、だんだん回を重ねるうちに…なんかいい気がしてくるんです」と真顔で言っていて、お茶を吹きそうになりました。うわわー分かりすぎる!!
ロッテリア、お前程の企業であってもか…(って無意味に上から目線ですいません)現在ラストスパートがかかっている製品も、紆余曲折がありましたが本日デザインのベータ案が上がって来て、これまでのモヤモヤが報われました!すごくいいです!
パッケージが思い通りに近いものが出来てくると、とたんに製品の心臓が動き出して、生き物みたいにどんどん勝手に動きだす感じがいつもします。
こうなるとこの段階で企画がさわれるものはもうほとんど無くなって来ます。
企画職をやっていて、とても好きな瞬間のひとつです。