直営店

直営店

大変ご無沙汰してしまいました。店長です!

春の催事からあっという間に夏です。今年はひときわ時間がたつのが速く感じられます。

春の催事では沢山の方にお会いできて、うれしかったです!物産展から先行で発売した、新製品の【ザ・エッセンス】も、私たちの予想を上回る反応を頂きました! エッセンスは開発ネームが【魔女の毒リンゴ】という香ばしいものでしたが、それはつまりどういう事かと言うと
①即効性と手ごたえを追求するべし!
②店長の顔に、毎朝刻まれる枕の跡を殲滅するべし!
③これをつかったら…(ゴクリ)という気合の入った原料以外認めない!
④優しさよりも結果を!

という、純粋に化粧品としての性能を高めた秘密兵器が欲しい…。そしてそれをスキンケアに組み込んで、ハチミツの良さをぐいぐい飲み干すように感じたい!今以上に!という、普段肌悩みをあまり感じない店長が、この先さらに襲い来る、加齢に対する転ばぬ先の杖(スターウォーズのライトセイバー級)が欲しくて生まれたものです。
気づくと4年間も試作を重ねていましたが、開発以下スタッフ全員が納得できる仕上がりとなりました。
正直なところ、若い方にはまだ手にして欲しくないです。店頭で購入するときに30歳以下の方にはIDチェックを実施したいです。そのくらい、年齢と戦う肌には強い味方になってくれる、ハイパワーでトルクの太い製品です(車か)。
通信販売と、催事の店頭のみでの限定発売となります。春の催事で気になった方、この秋の物産展ではぜひごらんになってみてくださいね!
そして、すでに店頭などでは「予告!」と称して鼻息荒く語っておりましたが、私たちマイスターはこの秋、製品の生まれ故郷である、道東の遠軽町に本社機能を集約し、はじめての直営店をオープンさせます!

第一声の直後といえば、「遠軽ですか!?」とか「遠軽ですか!?」とか「遠軽ですか!?」という具合に、アイツまたやらかした!的なリアクションが多くて、まあ私自身も薄々感じてるわけで、ごもっともなのですが、これは例えば最近流行の「地方創生」とか「町おこし」とか、そういうことでは一切なく、企業としての創業からの目的のひとつであり、当初から必要な要素と考えているものなのでした。

現在、道内外の多くのお客様に製品をお届けしているのですが、強く感じることは「製品が誕生することには常に意味があり、特にその背景や風土は、デザイン以上に製品の品質を語る」ということです。
取材などで、「私が地元で化粧品会社を創業した理由」というのをお話する機会も多いのですが、言葉にするとうまく伝えきれないことが多いと感じていました。
宮沢賢治の名作「注文の多い料理店」、このお話には序文があるのですが、私が地元の原料で化粧品を作ろうと思った理由は、この序文の感覚に近いと感じたりもしています(おこがましいですが)。

都会では伝えていけない、私たちにとって、製品にとって大切な、言葉にならないものを、ユーザーの皆様と共有するために、故郷の土地に根を下ろして、情報を発信したいと思っています。
と、ちょっとカッコ良く終わりそうになりましたが、実際本社を移転して店舗をオープンするというのはこんなにやることが!!! というくらいの作業量が…。
札幌←→遠軽間(245Km)を爆走し、秋の企画を考えつつ、製造も頑張り、店で使う木を切るために山に入る勢いで、自分が何屋なのかわからない感じですが、楽しみです!

しかしもう小数点以下も残ってないであろう、稀少な若さみたいなものが吸い取られていくようです。エッセンス作っておいて良かった…。
工事が本格化したら、適宜進捗を掲載したいとおもいます!お楽しみに!